【プロ直伝】5年ぶりの奇跡“最大9連休”の年末年始は国内旅行が熱い!ホテル代高騰の今、知る人ぞ知る『国民宿舎』の魅力&お得な予約テクニックを専門家が伝授

5年ぶりに最大9連休が見込める2024年の年末年始ですが、円安の影響もあってか国内旅行が大人気。ホテル代高騰の中、注目される『国民宿舎』とは?プロが教える『4つの得する予約テクニック』とは?航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏の解説です。
■旅行するなら「後半のほうが動きやすい」 リゾートホテルや高級温泉宿も人気
年末年始は2024年12月28日~2025年1月5日まで、2019年以来5年ぶりとなる“奇跡の9連休”。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏は「長期に休める場合は海外旅行に人気が集まるが、2024年は円安もあり、国内が人気」と話していて、『楽天トラベル』によると、年末年始の国内旅行・予約泊数は前年比1.2倍です。
Q.年末年始の国内旅行が増えているんですね?
(航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏)
「そうですね。やはり円安・物価高の影響が色濃く出ているかなと思います。東南アジアはすごく人気がありますが、海外に行く人は2019年比で5~6割程度です。国内で豪遊しても海外旅行と変わらない金額になるので、沖縄のリゾートホテルや1泊10万円以上する温泉宿などは売れています。一方で、予算を見ながら、何日か国内旅行に行って後半は家でのんびり、という人も多いのかなと思います」
Q.国内旅行なら、年末を旅行先で過ごして元日は家で過ごせますし、その逆もできますよね?
(鳥海氏)
「特に前半、27日午後から28日・29日に物凄い混雑が予想されるので、どっちかというと後半のほうが動きやすいかなと感じます」
■今、注目の国民宿舎『サンライズ九十九里』を直撃取材!年末年始の予約状況は?
元々高いホテル代が年末年始でさらに高騰する中、注目されているのが公営の『国民宿舎』です。公営の国民宿舎とは、国立公園や温泉地など自然環境に優れた休養地に建つ、公共の宿のこと。北は北海道・南は九州まで、46か所の自然豊かな土地に設立しているといいます。