【万博】史上最大級の水上ショー 噴水や映像、音楽、炎を駆使 毎晩開催「フィナーレのような存在に」サントリーとダイキン
2025年4月に開幕する大阪・関西万博で、毎晩開催されるのが、万博史上“最大級”とされる水上ショーです。その最新情報が発表されました。
大阪・関西万博からも会場を彩るスペシャルなショーの最新情報が届けられました。
「この水上ショーは、水と空気、そして、命がつながり、めぐっていく祝祭の物語、これをコンセプトとしています」
大阪に本社を置く「サントリー」と「ダイキン」が手掛ける、万博史上“最大級”の水上ショーです。
主人公の「アオ」が、精霊や様々な生き物と出会って、「人」と「自然の未来」について考えることができるような物語が展開されます。
24日は新たに、キャラクターのデザインやテーマソングなどが発表されました。
水上ショーが行われるのは、万博会場の南側、大屋根リングの内側に作られた、広さ8800平方メートルほどの水辺のエリアです。
11月、両社の担当者が現場の視察に訪れた際には…。
「なかなかの高さですね」「いいね」
中央には神社の鳥居のような高さ18メートルにも及ぶオブジェを設置。実は、この上部にショーの演出のカギとなる、ある重要なポイントが。
サントリーHD 万博推進室・前波美由紀 室長
「ここです。この黒いのがズラッとあるじゃないですか。この穴から水がかなりの勢いでドンっと下に滝を落とすんです。それをスクリーンにして前から映像を投影する仕組みになっています」
オブジェの周りには、約300基の噴水も設置され、炎や光、音楽も駆使して、壮大なスケールのショーが繰り広げられます。
ダイキン工業 マーケティングリサーチ本部・今井直人 課長
「ショーの映像とか内容は出来上がっているんですが、より良いものに、この現場で仕上げていくのが開幕直前まで続けていきますので、そこが最大の山場かと思っています」
サントリーHD 万博推進室・前波美由紀 室長
「あーきょう一日、万博楽しかったなと思っていただく最後のフィナーレのような存在になれたらと思っています」
この水上ショーは、万博の期間中、毎晩2回、約20分間にわたって行われるということです。