【万博】吉村知事 大阪メトロ・中央線の混雑回避へ協力求める 「在宅勤務」や「時差出勤」を呼びかけ
大阪府の吉村洋文知事は23日、万博期間中、会場の夢洲への主要路線となる大阪メトロ・中央線について、「時差出勤」などの混雑緩和への取り組みを民間企業へのさらなる周知が必要だと呼びかけました。
大阪・関西万博では1日に最大約23万人の来場者が想定され、主要路線となる大阪メトロ・中央線では、朝のラッシュ時の乗車率が通常の約2倍になることが予想されています。
混雑緩和のため、府などは企業や団体に「在宅勤務」や「時差出勤」を呼びかけていて、秋に試験実施で検証したところ、多い日ではラッシュ時の1時間で約1万1000人が利用し、目標とする乗車率には、さらに5000人程度の協力が必要だとわかりました。
大阪府・吉村洋文 知事
「この間、多くの企業の皆様にTDM(交通需要マネジメント)に参加いただいていますが、さらなる取り組みの強化が必要だと思います」
府などは、中央線沿線の民間企業を中心にさらなる協力を呼び掛けていくとしています。