「(市長を)続けていってほしい」会見に同席の妻が語る 女性問題で不信任決議の岸和田市長が議会解散
女性との不適切な関係をめぐり、不信任案が可決された岸和田市の永野耕平市長は24日、議会を解散したうえで、自らは辞職しない考えを示しました。会見に出席した妻は、「市長を続けていってほしい」と話しました。
性的な関係を強要したとして、裁判を起こされ、500万円の解決金を支払うことなどで和解した永野市長は、性的関係の強要は否定し、市長を続投する方針を示してきました。
先週金曜、議会が不信任決議案を可決させたことを受け、市長は24日、議会を解散したうえで、会見で改めて、自らは辞職しない考えを示しました。
岸和田市・永野耕平 市長
「議会の解散は大義がないと言われていますが、この不信任決議に大義がないと私は感じています。市民の皆さんがどんな方々に市議会議員をしていただくか決めていただきたい。選ばれた方々が再び不信任決議を出されたら、そのまま自動失職になるので、 そのタイミングで市長選挙をやる」
会見には市長の妻も同席し、心境を語りました。
永野市長の妻・紗代さん
(Q:市長の職責についてはどう思う?)
「続けていってほしいと思います。とにかく悪いこと(性加害)は 全くしていないというのは、ずっと思っていました」
市議選は、来年2月2日に投開票されます。