「不信任決議に大義がない」女性問題の岸和田市長が議会解散、辞職せず 来年2月に市議選投開票へ
女性との不適切な関係をめぐり、不信任案が可決された岸和田市の永野耕平市長が、24日、議会を解散しました。
永野市長は、性的な関係を強要したとして、女性から裁判を起こされ、500万円の解決金を支払うことなどで和解しました。
永野市長は、不倫関係にあったことは認めた一方で、性的関係の強要は否定し、市長を続投する方針を示していましたが、先週金曜(12月20日)、市議会では市長の不信任決議案が提出され、可決されました。
これを受け永野市長は24日朝、議長に通知書を提出し、市議会は解散しました。
烏野隆生 議長
「不信任案を出す覚悟も議員さんの中でも信念持ってやっているので、今回の解散については大義はないのかなと思います」
また、市長は先ほど開いた会見で、改めて、辞職はしない考えを示しました。
岸和田市・永野耕平 市長
「“議会の解散は大義がない”と言われていますが、この不信任決議に大義がないと私は感じています。市民の皆さんがどんな方々に市議会議員をしていただくか決めていただきたい。選ばれた方々が再び不信任決議(案)を出されたら、(可決されたら)そのまま自動失職になるので、そのタイミングで市長選挙をやる」
市議選は、2025年2月2日に投開票となる見込みです。