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母親(85)の点滴にサプリメント注入 偽計業務妨害の罪で男(62)を起訴 傷害致死の容疑については処分保留 名古屋地検

2024年12月26日 0:02
母親(85)の点滴にサプリメント注入 偽計業務妨害の罪で男(62)を起訴 傷害致死の容疑については処分保留 名古屋地検

 母親の点滴にサプリメントを混ぜ死亡させたとして逮捕された男について、名古屋地検は25日、偽計業務妨害の罪で起訴しました。

 起訴状などによりますと、名古屋市南区に住む無職、伊藤直行被告(62)は、今年8月、名古屋市内の病院に入院していた母親の晴代さん(85)の点滴ボトルに、水に溶かしたサプリメントを注射器で注入し、医師や看護師などの業務を妨害した罪に問われています。

 伊藤被告は、サプリメントを混入させた結果、晴代さんを誤嚥性肺炎で死亡させたとして、今月4日、傷害致死の疑いで逮捕され、その後、偽計業務妨害の疑いで追送検されていました。

 名古屋地検は、傷害致死の容疑については処分保留としています。

 逮捕当時、伊藤被告は、警察の調べに対し、「なんで菌が入ったかはわからない」「母親の体調を回復させようとした」などと供述していたということです。

最終更新日:2024年12月26日 0:02
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