斎藤知事「厳しい報道あった」激動の1年振り返る あす百条委で最後の証人尋問、知事選めぐり刑事告発
兵庫県の斎藤元彦知事が取材に応じ、失職、そして再当選を果たした今年1年を振り返りました。
兵庫県・斎藤元彦 知事
「当時、報道はいろいろ私に対しても厳しいところもありましたので、そこはいろんな受け止めを、私もそうですけど、させていただいたところはあります。その報道を受けながらも、日々できることを一日一日やってきた」
斎藤知事はこう話し、“激動の一年”を振り返りました。
今年3月、兵庫県の元幹部によるパワハラなどを告発する文書がマスコミなどに送られたことに端を発した斎藤知事を巡る問題。
この問題が県政に停滞と混乱をもたらしたとして、兵庫県議会は今年9月、知事への不信任決議案を全会一致で可決。
その後の出直し選で、斎藤知事が再選を果たしました。
ただ、パワハラなどの疑惑については、現在も第三者委員会や百条委員会の調査が続いています。
さらに、兵庫県知事選挙でのSNS運用を巡り、斎藤知事は公職選挙法違反の疑いで刑事告発され、検察と警察が受理しています。
兵庫県・斎藤元彦 知事
「百条委員会と第三者委員会で、あした調査に出席します。これから報告がとりまとめられると思いますけど、その報告が出たものはしっかり受け止めて、これまで示させていただいた改善策を中心に、しっかり対応していきたい」
25日は、百条委員会による最後となる斎藤知事への証人尋問が行われます。