元大関・小錦 妻から腎臓提供受け移植手術終える 妻に感謝「LOVEをたっぷりあげようかな」
■妻から腎臓移植「受け入れられなかった」葛藤も
小錦さんは会見で、「おかげさまでなんとか無事に手術ができました。先生たち“ありがとう”ということ、1か月以上入院した間に一生懸命僕のことを面倒見てくれて、きょうを迎えました」と挨拶しました。
最初は妻・千絵さんから腎臓を提供されることを「受け入れられなかった」という小錦さん。しかし、「だんだん食も細くなったり、味がしなくなった。大好きな米も食べなくなった。これやばいなと思って」と、体調が悪化したことをきっかけに決断したといいます。背中を押したのは妻だそうで「ずっと前からやれと(言っていた)。今回頑張ってもらって感謝です」と気持ちを伝えました。
また、手術を終えた2人に“クリスマスに贈りたいプレゼント”について質問が。小錦さんは「僕はもうもらっている。妻の誕生日も近い。1月7日ですから。LOVEをたっぷりあげようかな」と話し、千絵さんは「私は腎臓をあげちゃったんで(笑) 何もあげられません」と、笑顔で語りました。