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【万博】「ワクワク感が高まる」開幕まで3か月 最寄り駅「夢洲駅」が開業 1日最大13万人利用想定

2025年1月20日 17:47
【万博】「ワクワク感が高まる」開幕まで3か月 最寄り駅「夢洲駅」が開業 1日最大13万人利用想定

 開幕まで3か月を切った大阪・関西万博。19日開業した会場の最寄り駅「夢洲駅」から中継でお伝えします。(取材・報告=古瀬朱理 記者)

(古瀬記者)
 19日に開業した夢洲駅の中にいます。まずご覧いただきたいのがこちら、16機の改札機が設置されています。万博には1日最大で23万人ほどが訪れる可能性があり、開幕した後は来場者の半数以上が利用すると想定されています。改札の外は自販機が用意されていたり、その横にはコンビニエンスストアもオープンしていて、朝から多くの人が利用されていました。ちょうど夕方の時間帯で、ヘルメットを持った工事関係者や万博関係者の方が多く駅を利用されている状況です。

 そして左手にはエレベーター、右手にはエスカレーターと階段があり、ここから地上に上がることができます。実際に改札口から万博会場の東ゲートまでは、歩いて約5分で着くことができました。週末には新しい駅の開業セレモニーや出発式が行われ、多くの人でにぎわいました。その様子をVTRにまとめましたのでご覧ください。

◇◇◇
 19日、午前5時―

 (Q:何時から駅に?)
「午後7時半です、きのう(18日)の。(1番切符は)一生の宝物ですね」

 いよいよ開業した大阪メトロ中央線の「夢洲駅」。

「ぜひ始発を目に焼き付けようと思って、朝から頑張って来ました。駅もすごいきれいですし、万博が近づいたことを実感できてとてもうれしく思います」

 大阪メトロ・中央線は、万博会場の夢洲に鉄道でアクセスできる唯一の手段で、1日最大13万人の利用が想定されています。

 大阪メトロでは梅田駅北改札に次いで2番目の数となる16の改札機を設置したほか、改札前の空間に「柱」を無くし、人の流れをよりスムーズに。さらに万博期間中は、ラッシュ時の運行本数を2分半間隔に増便するなど、混雑を防ぐ狙いがあります。

 また、きょう…これまで交通手段が限られていた工事や万博関係者の姿が多く見られました。

 万博関係者
 「今までは車とかタクシーで来ていました。すごく楽になったなと思います」

◇◇◇
(古瀬記者)
 改札機を通って中に入ってきました。まず見ていただきたいのが、こちらです。巨大な電子掲示板が端から端まで設置されていて、期間中は万博に関する映像も流れる予定となっています。万博会場へと向かうワクワク感が高まります。さらに見ていただきたいのが天井です。折り紙を折った形のデザインとなっていて、日本らしさにこだわった作りになっています。

 万博期間中は少しでも混雑を緩和させるため、運行本数を増やしたり、企業などに在宅勤務や時差出勤を呼びかけたりするなどの対策を進めています。

 いよいよ万博開幕まで残り3か月を切りました。私も夢洲駅に来てみて、ここから会場へ向かうんだと、さらにワクワク感が高まりました。この新しい駅が多くの人を迎えてくれます。

最終更新日:2025年1月20日 17:56