岡山市の新アリーナ計画「若い世代が楽しめる施設を」岡山商工会議所会頭

　岡山市が市単独の建設も含めて検討している新アリーナについて、岡山商工会議所の松田久会頭は24日、プロスポーツ支援に限らず「若い世代が楽しめる施設」を目指す考えを示しました。

（岡山商工会議所 松田久会頭）「大きいライブコンサートであるとか、そういったものが同時に開催出来る施設としてのアリーナを建設してもらいたい。」

　岡山市は、再整備が進む北長瀬エリアに、プロスポーツやコンサートに対応する観客席5000人以上のアリーナ建設を検討しています。大森市長は県の参画が得られないとして、市単独の建設も含め、6月補正予算の段階で判断を示すとしています。

　松田会頭は会見で、新アリーナはプロスポーツ支援に限らず、若い世代が楽しめる文化的施設としても実現させたいとの考えを示しました。実現に向けた署名集めが目標の10万人に届かず、8万9000にとどまった事を教訓に、5月にはアリーナをまちづくりに活かす、若い世代も意識したセミナーを開催するなど、機運盛り上げを図るとしています。