政府が、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを「5類」に引き下げることを27日に正式決定する方向で最終調整していることがわかりました。

政府は、新型コロナの位置づけを現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針です。

複数の政府関係者によりますと、政府は、27日に新型コロナ対策本部を開き、「5類」への引き下げを正式決定する方向で最終調整しています。

引き下げられると、都道府県による感染者への入院勧告ができなくなるほか、濃厚接触者などへの自宅待機の措置もなくなります。

引き下げの時期については、「4月では地方自治体の準備が間に合わない」などの声もあり、5月上旬からスタートする案を軸に検討しています。