新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを5類に引き下げることについて、政府は今週27日（金）に正式決定する方向で最終調整しています。時期については5月上旬から引き下げる案を軸に調整が進んでいます。

政府は新型コロナウイルス感染症法の位置づけについて、現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げるよう、検討を進めています。

複数の政府関係者によりますと、引き下げの時期について政府は今週金曜日に、対策本部を開き正式に決定する方向で最終調整しています。

具体的な引き下げの時期について「4月では地方自治体の準備が間に合わない」などの声もあり、5月上旬からスタートする案を軸に調整が進んでいます。

5類へ引き下げられれば、都道府県による感染者への入院勧告ができなくなるほか、濃厚接触者などへの自宅待機の措置もなくなります。