×

年金制度に「不安感じる」83% 世論調査

2019年6月30日 22:23
年金制度に「不安感じる」83% 世論調査

NNNと読売新聞が週末に行った世論調査で、国の年金制度に「不安を感じる」と答えた人は8割を超えた。

世論調査で、国の年金制度に不安を感じるかたずねたところ、「不安を感じる」は83%、「感じない」は14%だった。

夫婦の老後の生活に、年金のほかに2000万円が必要とする金融庁の審議会の作業部会の報告書を麻生金融担当相が受け取らなかったことについては、「適切ではなかった」が72%、「適切だった」は14%にとどまった。

こうした中、安倍内閣の支持率は53%で、前の月と比べ横ばいだった。

一方、来月21日に投票が行われる参議院選挙について、「大いに感心がある」と「多少は関心がある」を合わせると7割を超えた。

参議院選挙の比例代表で、どの政党に投票しようと思うかたずねたところ、自民党が40%、立憲民主党が10%、日本維新の会が6%、公明党が5%、日本共産党が4%、国民民主党が2%、社民党が2%、その他が0%で、「決めていない」は23%だった。

投票にあたり最も重視したい政策については、「年金など社会保障」が38%で最も多く、「景気や雇用」が19%、「子育て支援」が17%、などだった。

また、参議院選挙の結果、自民党、公明党の与党が参議院で過半数を維持する方がよいと思うかをたずねたところ、「維持する方がよい」は49%だった。立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党が、定数1の選挙区、1人区で候補者を統一したことについては、「評価する」は42%、「評価しない」は36%だった。

<NNN・読売新聞世論調査>
6/28~30 全国有権者に電話調査
 固定電話 545人(回答率61%)
 携帯電話 501人(回答率43%)
 合計  1046人が回答
http://www.ntv.co.jp/yoron/