8月に開幕するバスケットボールW杯2023の組み合わせ抽選会が29日、フィリピンのマニラで行われ、日本はドイツ、フィンランド、オーストラリアとともにグループEに入りました。

これを受けて、日本代表を指揮するトム・ホーバスHCは同日放送の日本テレビ『Going！Sports＆News』に中継で生出演しました。

今回の組み合わせについてホーバスHCは、「うちのグループは“死のグループ”ですよ、どこもけっこう強いですよ。でもしょうがない。準備するしかない、やるしかない。楽しみです」と印象を語りました。

初戦の相手、ドイツ代表の警戒する選手については八村塁選手のレイカーズでのチームメート、PGのデニス・シュルーダー選手を挙げ、「彼は経験もあるし、プレーにも自信がある。いい選手」と称賛。世界ランキング11位と格上の相手ですが「ドイツ代表はいいチーム。去年、欧州選手権で銅メダル。ただ、こういうマッチアップはおもしろい。相手は大きい、日本は速い。楽しみです」と日本の武器であるスピードを生かせばチャンスはあると語りました。

日本代表の大黒柱となる八村選手については「ルイのリバウンド、ディフェンスから走って、ペイントアタックとか。3ポイントシュートも打ってほしいけど、世界のトップレベルの選手なので、彼の能力は全部使いたい」と期待を寄せました。

そして最後に「アジア1位になりたい。1位でパリ五輪の切符が手に入る、そこが目標」と意気込みを語りました。