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集団感染のクルーズ船 救急車で搬送続く

2020年2月11日 11:45
集団感染のクルーズ船 救急車で搬送続く

新型コロナウイルスの集団感染が確認されているクルーズ船では救急車で感染が確認された人たちの搬送が続いている。横浜港から中継。

横浜港の大黒ふ頭では11日早朝から複数の救急車が船の横で待機していて、防護服を着た医療関係者らが慌ただしく行き交う様子が確認できた。

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では10日に新たに65人の感染が確認された中、現在も救急車で感染が確認された人たちの搬送が行われている。

また、厚生労働省は11日、船内から要望があった薬、およそ600人分の積み込みを行っていて、薬剤師が乗客に配布しているという。

長期滞在を強いられている乗客らはベランダに出てくる姿も見えるが、船に掲げられた手書きの旗には、情報が少なく「ストレスだ」と訴えるものもあり、疲れもピークに達しているものとみられる。

船は、排水作業や飲み水の精製などを行うため、11日午後、離岸し、12日午前、大黒ふ頭に戻ってくる予定。