プロ野球はペナントレースも後半戦に入り、タイトル争いにも注目が集まっています。

打者の注目はヤクルトの若き主砲、22歳の村上宗隆選手。37本塁打と95打点（1日時点）はセ・リーグトップ。7月31日の阪神戦では3打席連続で本塁打を放つなど、好調を維持しています。

このペースを維持すれば、村上選手の今季本塁打数は56本。

元ヤクルトのバレンティンさんが持つシーズン最多本塁打記録60本（2013年）を射程にとらえることができます。最多記録更新へ、カギとなるのが8月の成績です。

2013年、バレンティンさんの7月終了時点での本塁打数は34。8月に入ると一気にその数を増やし、1か月で驚異の18本塁打をマーク。勢いそのままにシーズン60本のアーチを描き、王貞治さん・ローズさん・カブレラさんの持つ当時のシーズン最多記録（55本）を塗り替えました。

ここまで37本塁打と、バレンティンさんを上回るペースで本塁打を量産している村上選手。“勝負の8月”でさらなる量産態勢なるか、期待が高まります。

≪月別成績≫

■村上宗隆（2022年）
3･4月6本塁打
5月9本塁打
6月14本塁打
7月8本塁打

■バレンティン（2013年）
3･4月8本塁打
5月6本塁打
6月 11本塁打
7月9本塁打
8月 18本塁打
9･10月 8本塁打