中国・武漢市の道路で走行中に目に飛びこんできたのは、炎に包まれた緑の車体。市民が利用する公共バスです。窓ガラスは全部なくなり、元の形がわからなくなるほど焼き尽くされています。

運転手によると、煙が運転席からあがり、危険を感じてバスを停車。乗客を避難させ、積んであった消火器で火を消そうとしましたが、炎は勢いを増し、電線の高さまで燃え上がり、近くの信号が一時消えてしまったということです。

その後、消防隊員との協力もあって火は消しとめられ、乗客などにけがはなかったといいます。

バス会社によりますと、炎上した原因はバスの天井にあるケーブルのショートだとみられています。