×

巨人一筋17年・亀井 引退セレモニー全文

2021年10月23日 19:18
巨人一筋17年・亀井 引退セレモニー全文

◇プロ野球・巨人×ヤクルト(23日、東京ドーム)

巨人の本拠地最終戦となった23日、今シーズンでの引退を表明した亀井善行選手(39)の引退セレモニーが行われました。

巨人一筋17年、“サヨナラ男”の異名を持つ亀井選手の功績の数々がビジョンに映されると亀井選手の目には涙が。

ともにプレーした高橋由伸さんや小笠原道大さん、アレックス・ラミレスさん、そして同級生で内海哲也選手(西武)からビデオメッセージも送られました。

■以下、亀井選手のセレモニーでの挨拶全文

まずはじめに球団関係者の皆様、こんな自分にこの場を作っていただきありがとうございます。

ファンの皆様最後まで残っていただきありがとうございます。

「背番号9」今シーズン限りで引退します。

原監督はじめ、コーチの皆さん、チームメート、スタッフの皆様、長い間、ともに戦えたこと感謝します。

本当にありがとうございました。

17年間でたくさんの経験をさせていただきました。リーグ優勝、日本一、たくさんの経験をさせていただきました。

ケガ、不振、地獄も味わいました。

すべて経験してきたつもりです。こんなにたくさんの経験ができたのもチームスタッフの皆さんの支えがあったからです。皆さんがいなければ、ここには立ってないですし、一人では、はい上がってこれなかったです。

すべてのチームスタッフの皆さんに感謝します。ありがとうございました。

ジャイアンツファンの皆様、今シーズンはいいプレーが見せられず本当に申し訳ありません。

心が折れそうになったこと、何度も、何度もありました。その心をつなぎとめてくれたのがファンの皆さんの温かい拍手でした。

あの歓声がもう聞けないと思うと、さみしいです。本当にファンの皆さん一人ひとりに頭を下げたい気持ちです。本当に温かいご声援ありがとうございました。

そして両親、妻、子どもたち、不安ばかりかけて本当に申し訳なかったです。もうプレーする姿は見せられませんが、ここまで一緒に戦ってくれて本当にありがとう。これからもよろしく。

最後になりますが、心・技・体そろわないとこのプロの世界では通用しない、身にしみて感じました。若い選手たちには心・技・体、すべてにおいて強い選手になってほしいなと願っています。

尚輝(吉川選手)、ポジティブに頑張れよ。

聖弥(松原選手)、あんたは天才だから、もうちょっとだけ、頭使っていけよ。(笑)

きっしゃん(岸田選手)、お疲れ

勇人(坂本選手)、後は任せた。3000本目指して頑張ってください

ファンの皆様、本当に本当に温かいご声援ありがとうございました。

内海ありがとうね。本当に17年間ありがとうございました。