◇カーリング　北京五輪世界最終予選（１６日、オランダ）男子１次リーグ　イタリア９－４日本

北京五輪への出場枠「残り３枠」をかけて争われる世界最終予選。１次リーグ３勝３敗で４位タイにつけている男子日本代表（コンサドーレ）は、２位のイタリアと対戦。

プレーオフ進出をかけて負けられない日本は、第１エンドで１点を先制しますが、第２エンド、イタリアのラストショットが日本のストーンを弾き２点を奪われ逆転されます。

さらに２―２で迎えた第４エンド、スキップ松村雄太選手のラストショットがガードのストーンに当たってしまうミス。ここでもイタリアに２点を奪われ４―２と日本が追う展開。

それでも４点を追う第８エンド、一挙３点を奪えるチャンスが日本にやってきます。しかしスキップ松村選手のラストショットは、イタリアのストーンを弾き出すことができず、このエンドは１点に。

日本はイタリアに９―４で敗れ、あと１試合を残して５位に後退。これで５位以下が決まり、この大会で与えられる北京五輪への出場枠「３枠」に入ることはできず北京五輪出場を逃してしまいました。

試合後、阿部晋也選手は「先攻の時に（相手を）抑えられず僕らも複数得点ができずにジリジリと離されてしまいました。最後（フィンランド戦）はしっかりと勝って終わりたいなと思います」とコメントしました。


写真：ＡＦＰ／アフロ