ロコ・ソラーレ開幕3連勝 北京五輪へ前進
◇カーリング 北京五輪世界最終予選(現地12日、オランダ) 女子1次リーグ 日本6-2チェコ
全9チームが残り3枠の五輪出場権を争う北京五輪世界最終予選。1次リーグ(1回戦総当たり制)第3戦、平昌五輪銅メダルの女子日本代表(ロコ・ソラーレ)は、チェコ代表を破り、開幕3連勝を飾りました。
日本は前半、一進一退の展開が続き、大きく得点を伸ばすことできず。2-2の同点で、第5エンドまで終えました。
それでも第7エンド、有利な後攻の中、スキップ・藤澤五月選手がドローショットを決め、2点を追加。さらに第8・第9エンドでも小刻みに1点ずつ加え、6-2で勝利。日本は、全9チームで唯一、無敗をキープして単独首位となり、北京五輪へ一歩前進しました。
試合後、スキップの藤澤選手は「前半、我慢を強いられる展開になったんですけど、7エンド目でしっかり複数点取った。難しいコンディションの中で少しでも点数がアップしていることが有利になる展開だったので、その通りにできて良かった」と、手応えを口にしました。
それでも「試合の時間帯だったり、試合ごとにアイスの状態が変わってくる。反省も生かしつつ、いかに全員でコミュニケーションを取って、ショットにつなげられるかが大事だと思うので、相手より自分たちに集中しないといけない」と、気を引き締めました。
日本は次戦、現地13日に行われる1次リーグ第4戦でスコットランドと対戦します。
写真:アフロ
写真は現地12月11日のもの