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逆転賞金女王へ 小祝さくら単独首位発進

2021年11月4日 23:22
逆転賞金女王へ 小祝さくら単独首位発進

◆国内女子ツアー TOTOジャパンクラシック初日(4日、滋賀・瀬田GC北コース)

今シーズンも残り4戦となった国内女子ゴルフツアー。無観客での開催となったTOTOジャパンクラシック初日に賞金ランキング3位の小祝さくら選手が臨みました。

2番でボギーとするもその直後の3番パー3で6メートルを見事に沈め、振り出しに戻します。すると「6番のバーディーがカップにボールが少し出るくらいな感じでそのバーディーがすごく印象的でした」と話した6番パー4でバーディーを奪うと、続く7番パー4でも8メートルのパットを沈め、連続バーディーを奪います。

後半では10番4メートル、11番6メートルを連続バーディー。さらに13番・14番でも連続バーディーを奪い安定したショットを見せる小祝選手。最終18番パー5では、第3打をピンそば2メートルに寄せて、バーディーフィニッシュとしました。初日は8バーディー、1ボギーの7アンダーで単独首位発進。2位と2打差をつけるスタートとなりました。

ラウンド後、小祝選手は「ショットも安定していてパターも入ってくれた1日でした」と話し、逆転での賞金女王に向けては「賞金女王とかは今は全然考えていない感じで、賞金女王はダメとしても優勝が出来たら自分でも大きいと思います。攻めの気持ちとかしっかりと狙うという感じです」と話しました。

また、前週優勝の渋野日向子選手は、3バーディー、2ボギーの71で回り、賞金ランキング1位の稲見萌寧選手らと並んで24位タイスタートとなりました。

今大会の優勝賞金は3300万円。現在の賞金レースを振り返ると、稲見萌寧選手が2億1448万6649円で1位。古江彩佳選手が1億9759万7575円で2位。小祝選手は1億7759万4583円で3位につけており、逆転での賞金女王も見えてきています。

■写真:日刊スポーツ/アフロ