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「だまされた」「人を殺したくない」戦闘ためらうロシア兵、口にした不満

2022年4月22日 7:14
「だまされた」「人を殺したくない」戦闘ためらうロシア兵、口にした不満

ウクライナで民間人を虐殺したとされるロシア軍ですが、なかには「だまされて連れて来られた」と話し、戦闘をためらう兵士もいたといいます。首都キーウ郊外のある村を取材しました。

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キーウ郊外のアンドリーウカ村。数百人のロシア軍によって、およそ1か月占拠されました。ロシア兵は村に多くある地下室で昼間は睡眠を取っていました。地下室で寝泊まりしていたというロシア兵らと話をした男性がいます。

ロシア兵と話した男性「ここには2人が住んでいた。19歳と20歳の兵士だった。ここで寝ていました」

男性は、ロシア東部から来たという2人の兵士が「ある不満」を口にしていたといいます。

ロシア兵と話した男性「2人は『だまされた』と言っていた。『ベラルーシの森で2か月訓練していたが、ある夜に突然ウクライナに送られた』と」

だまされて連れてこられたと話したロシア兵。別の住民は、この2人が人を殺したくないと話していたと証言します。

ロシア兵と話した女性「『戦争をしたくない。人を撃ち殺したくない』と言っていた」

しかし、戦闘をためらう兵士がいた一方で、多くのロシア兵は略奪などを行いました。アンドリーウカ村では、これまでに住民7人が死亡し、40人が行方不明になっています。

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