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バイデン大統領“緊急演説”銃規制を改めて訴え

2022年6月3日 11:48
バイデン大統領“緊急演説”銃規制を改めて訴え

アメリカのバイデン大統領は、銃撃事件が相次いでいることを受けて緊急の国民向けテレビ演説を行い、銃規制の必要性を改めて訴えました。

バイデン大統領 「私は決してあきらめない。もし議会が失敗しても今度は国民の大多数が怒りを行動に移し、この問題を投票の中心に据えると信じている。もうたくさんだ」

バイデン大統領は、銃規制の強化法案の審議が議会で進まないことについて、
「今回こそ行動する時だ」と規制強化に反対する野党・共和党に協力を呼びかけました。

またバイデン大統領は、「合法的な銃の所有者、文化・伝統は尊重する」とも述べ、共和党の支持者にも配慮を見せました。

その上で、議会での法案は、銃を購入する際の身元確認の厳格化を目指すものだとして、「誰の権利を奪うものでもない」と強調しました。

さらに、ことし秋に行われる中間選挙で大きな争点としたい考えも示しました。