拉致被害者の家族らがバイデン大統領と初めて面会
北朝鮮による拉致被害者の家族らがアメリカのバイデン大統領と初めて面会し、拉致問題の解決にむけて協力を求めました。
拉致被害者の家族11人は岸田総理大臣とともにバイデン大統領と約30分間面会した後、会見を行いました。
横田めぐみさんの母横田早紀江さん「あなた方の気持ちはよくわかりますと。同じ気持ちですって」
拉致被害者家族会・横田拓也代表「(バイデン大統領が)心から寄り添ってくれたっていう光景がありました。どうか米国の引き続きの力強いご支援を賜りますようによろしくお願いします」
面会ではバイデン大統領が早紀江さんらの前に跪き、話をきくなど、ひとりひとりに語りかける姿が印象的だったということです。
家族らは、アメリカに対しては引き続き、拉致被害者が一刻も早く帰国できるよう支援と協力を求め、日本政府には日朝首脳会談の実現など責任をもって北朝鮮と向き合って欲しいと訴えました。