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「何がどうかなんて全然…」第1回WBC監督のソフトバンク王貞治会長が当時の様子を“吐露”

2023年1月26日 5:06
「何がどうかなんて全然…」第1回WBC監督のソフトバンク王貞治会長が当時の様子を“吐露”
第1回大会で優勝した侍ジャパン(写真:ロイター/アフロ)
今年3月に行われる野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。

プロ野球・ソフトバンクの王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーが、自身が監督を務めた第1回大会当時を振り返りました。

2006年の第1回大会で監督を務め、見事世界一を果たした王会長。当時を振り返って「あのころは(大会について)何がどうかなんて全然わからない。スモールベースボールなどと言われたが、とにかく日本らしい野球をしようということだった」と状況を明かします。また、「みんなが大会に出るっていう時代ではなかった。手探り状態でやった」と振り返った王会長。

開催まで残り2ヶ月をきった今大会について「第1回、第2回とやっていくうちに、アメリカの方も本腰を入れてくるようになった。(第4回大会はアメリカが優勝)今回も自分がディフェンディングチャンピオンだから、それを絶対に守ろうとする。WBCの中でも、本当にレベルの高い戦いになると思いますね」とコメント。

日本は第1回、第2回大会で優勝を果たしたものの、第3回、第4回は決勝ラウンドで敗退。

世界一奪還を目指す代表メンバーへ、王会長は「第1回から見ていて、日本の選手たちは本番に強い気がする。『俺たちは強いんだ、普通にやれば勝てるんだ』という気持ちでやってほしいですね」と期待を込めて語りました。

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