上原浩治と高橋由伸が選ぶ侍ジャパンの打順 大谷翔平は3番 カギは1・2番の出塁
プロ野球解説者の上原浩治さんと高橋由伸さんが21日、日本テレビ『Going! Sports&News』で対談。3月に始まるWBCの「打順」について語りました。
由伸「ポイントはたぶん大谷を何番に入れたら嫌なのかという」
上原「俺がずっと言っているのは3番です」
由伸「ピッチャーで嫌なのが3番ね」
上原「4番は村上選手を入れて、5番に誠也。投げたくないよピッチャーとしては」
上原さんは1番に2年連続最高出塁率のタイトルを獲得した吉田正尚選手、左打者が続かないよう2番には牧秀悟を起用しました。
上原「相手チームが大谷選手をすごく意識してくれたらいいなと」
由伸「なるほどね」
上原「ここ(3番大谷)を絶対抑えなアカンねんと思っていると、絶対(1・2番を)出す。ツーアウトランナーなしはないと思う。立ち上がりって、どんなピッチャーでも緊張する。不安だし」
大谷翔平選手を3番に置くことで試合序盤に先制できるチャンスが増えると言います。
▽以下、上原さんのスタメン
(1)吉田正尚
(2)牧秀悟
(3)大谷翔平
(4)村上宗隆
(5)鈴木誠也
(6)山川穂高
(7)ヌートバー
(8)源田壮亮
(9)甲斐拓也
一方の由伸さんは大谷選手を2番で起用。「大谷選手の前にランナーを置きたいのは同じ。ただ少しでも多く回して、スピードもあるのでクリーンアップの前(2番)に置きたい」と、2番にすることで足も使え打席を多くして、得点のチャンスを増やしていきたいと言います。
1番・吉田選手から6番・山川選手まで長打を期待できる選手が並ぶ攻撃的オーダーを組んだ由伸さん。「右も一枚挟みたいってのもあるし、右の誠也を挟んで村上選手4番。(5番・牧は)三振が少なそうなのでなんかしてくれるのはこっちかなって」と話しました。
▽以下、由伸さんのスタメン
(1)吉田正尚
(2)大谷翔平
(3)鈴木誠也
(4)村上宗隆
(5)牧秀悟
(6)山川穂高
(7)ヌートバー
(8)源田壮亮
(9)甲斐拓也
その後も2人は話し合い、理想の打順が完成。大谷選手を3番にすることで、ランナーのいる場面で打席が回り、勝負されなかった場合でも、後ろの打者で得点チャンスを増やす打線を組みました。
由伸「どこがカギになるのかなと思う?」
上原「ここの出塁だろうね。1番2番の」
由伸「そうなんだよね」
上原「点取れるポイントとしてやはりここの3人(大谷・村上・鈴木)だと思う」
由伸「ここ(大谷・村上・鈴木)の前にランナーを出していけるかってところだよね」
▽以下、2人のスタメン
(1)吉田正尚
(2)牧秀悟
(3)大谷翔平
(4)村上宗隆
(5)鈴木誠也
(6)山川穂高
(7)ヌートバー
(8)源田壮亮
(9)甲斐拓也