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上原浩治と高橋由伸が選ぶ侍ジャパン守備位置 指名打者は大谷翔平 センターはヌートバー

2023年1月22日 18:24
上原浩治と高橋由伸が選ぶ侍ジャパン守備位置 指名打者は大谷翔平 センターはヌートバー
上原浩治さんと高橋由伸さんが選ぶ侍ジャパン守備位置

プロ野球解説者の上原浩治さんと高橋由伸さんが21日、日本テレビ『Going! Sports&News』で対談。3月に始まるWBCの「守備位置」について語りました。

2人が真っ先に決めたポジションはDH(指名打者)とサードでした。

上原「DH大谷」
由伸「そこは間違いないとは思うんでね」
由伸「大谷のDHはね」
上原「もう理由ないです」

由伸「サードは村上になるのかな」
上原「これはもう異論ないでしょ。外しようがない」
由伸「去年の日本のナンバーワンのバッターだし」
上原「期待しちゃう選手だからね」

DHには二刀流の大谷翔平選手を選出。去年はMLB史上初の投打で規定に到達し、2年連続で30本塁打以上を放っています。

そしてサードには日本選手シーズン最多の56本塁打を放ち、史上最年少で三冠王に輝いた、村上宗隆選手を選びました。

続いて決めたのは外野手。現在内定している選手の中で、センター専門の選手はいませんが、2人はどう選ぶのでしょうか。

上原「出るって言ったことによって、多分レフトで吉田選手を使うんじゃないのかな。ライト誠也でセンターでその二人(近藤健介選手とヌートバー選手)がというところなのかな」
由伸「多分栗山監督の雰囲気からいってもこういう感じ(ヌートバー選手)で行きたいんじゃないかなと」
上原「彼が選ばれたことによって、この3人でスタメンはいくと思う」

2人はセンターにMLBカージナルスに所属し、日本人の母親を持つヌートバー選手を選出。昨季はライトをメインに守っていましたが、センターの守備について2人はこう語りました。

上原「使わなくちゃいけないみたいな雰囲気になってると思うけども、悪かったらもう完全に外すべきだと俺は思っている」
由伸「僕は経験者だから、普段はライトを守っていて、アテネ五輪の時はセンター守ったんだけど、そんなに違和感なくできると思う」

巨人ではライトを守っていた由伸さんですが、2004年のアテネ五輪ではセンターで出場。自身の経験から、センターの守備は違和感なくできると話しました。

ここで話は内野手へ。ショートに選んだのは、同ポジションで5年連続ゴールデン・グラブ賞を獲得した源田壮亮選手。

上原「源田になるのかな。守備は本当に12球団イチうまい選手ですからね」

そして2人を悩ませたポジションはファーストでした。

上原「どっちだよ」
由伸「難しいなあ」
上原「もうじゃんけんしてもらおうよ」
由伸「でも去年のイメージからいっちゃうと、(山川に)こうなるんだと思う。現時点では正直。去年の内容でいうと、こうなるのかなって気がする」

打率・本塁打・打点の3つで岡本和真選手を上回った山川穂高選手を選出。昨季は自身3年ぶり3回目の本塁打王と初の打点王に輝きました。

【2人の昨季成績】
    打率 HR 打点
山川 .266、41、90
岡本 .252、30、82

2人の意見が割れたのはセカンド。東京五輪MVPの山田哲人選手と、昨季も打率.291、24本塁打、87打点の好成績を残した牧秀悟選手の、どちらを選ぶのでしょうか。

由伸「セカンドが山田と牧か」
上原「守備を取るのか、打撃を取るのか。守備はでもそんなに差はないと思う」
由伸「(山田選手は)国際大会でいいところで打つイメージがある」
上原「俺の中ではちょっと使ってほしいんですよ牧選手。バッティングとしては素晴らしいものもあるし、守備範囲って考えたらそんなに差はないないんじゃないかなと思うし」
由伸「じゃこう(セカンド・牧に)しておく」

そして最後のポジションは守備の要・キャッチャー。2人は強肩が武器の甲斐拓也選手を選びました。

上原「別にこれで間違いとかないわけですから。俺の考えというだけだからこれでいきます」
由伸「これでいきましょう」

セカンドには初の侍ジャパン入りの牧選手。外野陣は東京五輪の金メダルメンバー・吉田選手と鈴木選手。そしてセンターにヌートバー選手を選びました。

▽以下、2人が決めた守備位置
捕:甲斐拓也
一:山川穂高
二:牧秀悟
三:村上宗隆
遊:源田壮亮
左:吉田正尚
中:ヌートバー
右:鈴木誠也
DH:大谷翔平