米国アカデミー賞公認でアジア最大級となる国際短編映画祭「Short Shorts Film Festival ＆ Asia 2010」ミュージックShortクリエイティブ部門の上映会が11日、都内で行われ、「DOWN」を発表した青山真治監督が出席した。アコーディオンのメロディーに乗せて、人々が倒れる姿を次々と収めた意味深な作品。「映像はいたってシンプルに、ただぶっ倒れるだけ。後半で（逆再生して起き上がるシーンがあるため）ひっくり返る。デキにとても満足しています」と自信たっぷり。死と再生を表現したと説明し、「（逆再生時に）倒れっぱなしの人もいますが、ダメ人間はダメ。もうしばらく倒れていたら、という意味もね」とシニカルなメッセージを口にしてほほ笑んだ。