×

團十郎が照れ笑い「“おしゃべり”になってしまった」

2010年9月15日 20:02
團十郎が照れ笑い「“おしゃべり”になってしまった」

歌舞伎俳優の市川團十郎(64)が15日、都内で日本赤十字社による「看護師養成120周年」記念行事に出席。看護学生720人に講演を行った。04年に骨髄性白血病を発症した際、大量の輸血を受け、それ以来、赤十字活動に力を入れる團十郎は「皆さん方の先輩のお力のおかげ」と深く感謝。「皆さんと同じように、歌舞伎も型を教わることが基本。そして、その奥にある心はなんだろうと考えることが大切な要素」と経験を踏まえて語りかけた。学生から「闘病生活で変わったことは?」と質問されると「乗り越えたときの喜びは何事にも代え難い。昔は本当に無口だったのですが、このごろは“おしゃべり”になってしまいました」と照れ笑いを浮かべ、会場を和ませた。