韓国俳優のイ・ビョンホン（40）が9日、都内で映画「悪魔を見た」（26日公開）のジャパンプレミアに出席した。愛する女性を殺された男が、復しゅうのため殺人鬼と化すサスペンスホラー。過激な内容で、母国では上映中止危機もあったそうだが、「なぜこんな映画を撮ったのだろう、と思う人もいると思う。過激で暴力性や残忍性も含まれているが、この時代は非常に危険な時代。それをありのままに描いた作品だと思う」と自身の考えを伝えた。キム・ジウン監督はビョンホンの魅力を質問され「しっとりと潤ったまなざしと甘い声。持って生まれたものだと思うので、俳優として素晴らしい資質を持っていると思う」と絶賛。ファンからの拍手を浴びた。