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満里奈、被災地の子どもに絵本の読み聞かせ

2011年4月29日 16:24
満里奈、被災地の子どもに絵本の読み聞かせ

 タレントの渡辺満里奈(40)が29日、東京・松屋銀座で開催中の「島田ゆか&ユリア・ヴォリ絵本原画展 〜バムとケロ、ぶた(SIKA)の世界〜」で、東日本大震災で被災した子どもらのために絵本の読み聞かせを行った。

 福島県双葉町などから都内に避難してきた子どもらへ「ひとときですが、楽しんでいってください」と笑顔で呼びかけ、絵本作家の島田ゆかさんの新作「バムとケロのもりのこや」など2冊を読み聞かせた。真剣なまなざしに応えるように、臨場感たっぷりに物語を読み上げると、会場から拍手が沸き起こった。

 終了後取材に応じた渡辺は「毎日、不自由な慣れない生活をしていらっしゃると思いますので、きょうぐらいは楽しんでもらえればうれしいなと思っていました。子どもたちは、始まると集中して聞いてくれたのでうれしかったですね」と声が届いたことに満足そうな笑顔を見せた。
 自身も2児の母で、被災地の子どもらのつらさを、わがことのように実感。「自分なりにできることを、微力ではありますけどやっていこうと思う。準備が整ったら、被災地でもご要望があれば(絵本の読み聞かせを)やりたい」と今後とも支援活動に尽力する思いを明かした。
 被災地へメッセージを求められると「必ず笑顔が戻る日が来ると信じて。私たちも応援しますので一歩一歩進みましょう」と応援の言葉を送った。