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三浦友和&貴大親子、サプライズで初共演

2011年12月3日 15:14
三浦友和&貴大親子、サプライズで初共演

 俳優の三浦友和(59)、女優の余貴美子(55)、小池栄子(31)らが3日、都内で映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の公開初日舞台あいさつを行った。

 前作「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で映画デビューを飾った友和の次男・三浦貴大(26)もサプライズゲストで登場。前作から今作につなげるという意味を込めて、父に富山地方鉄道のブレーキハンドルを手渡した。

 貴大は「ここに来られてうれしいです。1(前作)の代表として来させていただいたんですけど、1作目は僕のデビュー作だったので、本当に全部が思い出。ブレーキハンドルを握った時、涙が出そうになりました」とあいさつ。

 突然の“親子初共演”に友和は大慌て。手渡されたものに「これ、本物?」と驚きながらも「ブレーキって止まっちゃうから、もうちょっと違う形で初共演したかったなぁ」と本音をもらした。

 熟年夫婦が絆を見つめ直す物語で、友和は「この映画は3月12日、大震災の直後にクランクインしたんですが、その思い、気持ちを引きずって、これから人間にとって何が大切か、価値観が変わっていく中で撮ったものです。そんな思いが皆さんの心に届いたと信じております」とあいさつ。

 小池は会場に用意された伝言板に「何も言わないでいつも笑顔!ありがとう 栄子」とメッセージをつづり、「こういう仕事をしていると、家に帰れない日が続いて主婦業もままならなかったりするけど、何も言わないで『ご苦労さん』と迎えてくれる家族に改めて感謝、と思って書きました」とその意図を語った。