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2丁拳銃、相方の勝手を「嫁はんに伝える」

2011年12月3日 21:26
2丁拳銃、相方の勝手を「嫁はんに伝える」

 ヒップホップユニットのET-KING、お笑いコンビの2丁拳銃が出演するコントミュージカル「ET-KING 歌笑劇〜焚き火〜」の東京公演が3日、東京・新宿FACEで最終日を迎えた。

 今年9月に大阪・京橋花月で行われた大阪公演を経て、2日から東京公演がスタート。もともと親交のあったET-KINGのイトキン(32)と2丁拳銃の小堀裕之(37)がプライベートで飲みに行った時にした話が実現したもの。

 演出を務める小堀は「何の予備知識もなく、イトキンに呼び出されて行ったらメンバーが全員いて、『やってもらえますよね?』って言われて。それが始まりですね。まあ、もともと友達だったし、これは受けなしゃあないなって」と経緯を説明。イトキンも「自分らのまんまでやったらええんやなって感じで。すごくやりやすい」と仲のいい小堀だからこその演出を喜んだ。

 相方の川谷修士(37)の妻は元お笑い芸人で、2丁拳銃の先輩。本業のお笑いよりも趣味の音楽に打ち込んだり、そもそもの人間性に問題があったりと突っ込みどころ満載な小堀にアタリが強いことで有名なだけに、取材陣から「修士さんの奥さまは、今回小堀さんが演出されることについて何かおっしゃっていますか?」と質問が飛ぶと、川谷は「何も言いませんけど、演出家的な響きにはちょっとイラッとしていましたね。『自分らのことも演出できんのに、何、人さまのことを演出しとんねん』みたいなことは言うてはりました」とポツリ。

 予想通りのダメ出しに小堀は「ホントに、なるべくバレないようにしていたんですけどね〜。すぐバレるんですね。奥さん的にも『まあ、仕事やしな』ということで怒りを抑えてくれているんだと思います。でも僕は内心、ビクビクしています」と肩を落としていた。

 劇中では音楽に造詣の深い小堀がハーモニカを披露するシーンもあり、イトキンが「修士さん、小堀さんのあのハーモニカは、演出家の特権で自分で勝手にぶっこんだだけなんですよ」とチクると、小堀は「違うやん!『吹いてくれませんかね』って言ってくれたやん!」と大慌て。川谷が「分かりました。うちの嫁はんに伝えときます。ハーモニカを折られるで」と目を光らせると、うなだれるばかりだった。