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毛皮のマリーズ、最初で最後の日本武道館

2011年12月6日 4:03
毛皮のマリーズ、最初で最後の日本武道館

 9月7日にラストアルバム「THE END」をリリースし、解散を宣言したロックバンド、毛皮のマリーズが5日、東京・日本武道館でラスト・コンサートを行った。
 解散宣言から3カ月。最初で最後の聖地ライブに臨んだマリーズは、約8000人のファンを前に、「Mary Lou」など19曲をパワフルかつダイナミックに演奏。8年にわたるバンドの歴史に幕を閉じた。

 リーダーの志磨遼平(29)は、ステージ上に倒れこむなど独特なパフォーマンスを交え、最後はマイクスタンドをステージに叩きつけ、バンドの終えんを荒々しく表現した。
 ほとんどMC(曲間トーク)なしで、音楽だけで畳み掛けた。

 終演後には、「終わっちゃいました。死ぬくらいの気持ちで臨みましたが、大丈夫でした。いつか武道館でやりたいという思いだけでやって来たバンドなので、楽しんでやり切りました」とコメントした。