女装家でタレントのミッツ・マングローブ（３６）らが２４日、都内で開催されたイベント「美活スクール」に出席した。

　集英社のファッション誌「ＭＯＲＥ」とビューティー誌「ＭＡＱＵＩＡ」がタッグを組み、“中から外からキレイを磨いて女子力を上げる”イベント。
　
　ドレス姿で優雅に登場したミッツは、ソロ２ｎｄシングル「メロン娘とオレンジ娘」（４月１８日発売）と、女装歌謡ユニット「星屑スキャット」としてデビュー曲「マグネット・ジョーに気をつけろ」の２曲を歌唱した。

　歌唱後、ミッツが腰に手をあてながらゆっくりとした足取りで退場したことから、会場は一時騒然。続くトークコーナーの中盤に再登場し、「すみません。本当にお見苦しいところを見せてね。ぎっくり腰をやってしまいまして、本番の５分前に奇跡的に立てたんです。本当は“口パク”でやろうと思ったけど、面白いから（生で）歌ってみようと思って歌ったら、ひどかったですね」と説明した。

　痛そうに顔をゆがめながらもトークに加わり、参加者に女子力ＵＰのためのコツを伝授。「自分以外のものに期待しないこと。何か聞けば教えてくれるんじゃないかとか、ここにいけば何かうまくいくんじゃないかとか期待すると、人間ってどんどん怠惰になっていくから。楽しくしたいんだったら、自分で楽しくなることが大事。楽しませてよとか、感動させてよ、とかいうのはよくない」と熱いメッセージを送った。

　イベント後に痛みに耐えながらも取材にも応じ、「数日前から予兆の痛みはあったけど、おととい、人をよけようとして（本格的な）ぎっくり腰になった」と明かし、「２０歳のときバイトでビールケースを持ったときにぎっくり腰をやってから、春先には毎年なるのよ。ステージは気合で乗り切りました」とプロ意識の高さを見せつけた。