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サクラ、初W受賞に「感謝で爆発しそう!」

2013年2月10日 22:16
サクラ、初W受賞に「感謝で爆発しそう!」

 「第86回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が10日、都内で開催された。

 1919年に創刊された日本で最も古い歴史を誇る映画雑誌「キネマ旬報」が、1924年にスタートした映画賞。

 女優の安藤サクラ(26)は「かぞくのくに」で主演女優賞に、「愛と誠」などで助演女優賞に輝いた。同賞始まって以来、初となる主演賞&助演賞のダブル受賞に「正直、報告を受けてからずっとこの状況がよく分かってなくて…。今、ようやく何が起こっているのかが分かってきたところです。感謝の気持ちで爆発しそうです!」と喜びを表現。

 「私がこれまでに出演してきた作品すべてにかかわった方に心から感謝しています。この感謝の気持ちというのは全部、もう宇宙に向けて私は感謝の気持ちが口からあふれています。母、父、家族、先祖、子孫にまで感謝です。きっとこれからも続いていくであろうこの賞をいただいたことを、私が会うことはないであろう子孫にも自慢してもらいたい。それが誇りです」と興奮した様子で語った。

 司会者から夫で俳優の柄本佑(26)への一言を求められると「夫は私がどうしていいか分からなくて『あ〜』ってなっているところを、本当に『もっと素直に喜んだら』って支えてくれて。いつも強く支えてくれているので、この受賞も私以上に喜んでくれていると思う」と考えながらコメント。「え〜、もう、難しい!まだ結婚して1年もたってないからこんな話は難しい!ありがとう!」と大テレだった。

 主演男優賞は「苦役列車」の森山未來(28)が受賞。北九州で舞台の真っ最中だったため、公演後急いで会場に駆けつけ、「羽田空港まではスムーズに来られたんですけど、羽田からの高速で紆余(うよ)曲折ありまして。でも、無事に出席できて良かったです」とはにかみながらトロフィーを手にし、「公開してからがいろいろと“苦役”な作品でした。早くスタッフの方のもとへ賞を持っていきたい」と感謝の気持ちを述べた。