俳優の森山未來（２８）、俳優でミュージシャンの星野源（３２）が１０日、都内で映画「聖☆おにいさん」の初日舞台あいさつを行った。

　中村光さんの同名漫画が原作で、世紀末を無事に終えたイエスとブッダが、東京・立川でアパートをシェア。２人が“聖人”ならではの失敗や勘違いを繰り返しつつ下界でのバカンスを楽しむ様子をコミカルに描く。

　ブッダの声を担当した星野は主題歌「ギャグ」も担当。ＣＤを手にした観客を見つけて「君、偉いね！」とほめると、イエスの声を担当した森山も「ええ曲やんな〜。売れるよ！」と自分のことのように喜び、劇中のイエスとブッダさながらの仲の良さをうかがわせた。

　原作者の中村さんによる“イエス風の森山とブッダ風の星野”の似顔絵がサプライズでステージに登場すると、原作の大ファンという２人は大興奮。星野が「すげ〜」とイラストを見つめると、森山は「え、これ２枚あります？」とちゃっかり確認。無事１人１枚プレゼントされることが分かると、星野も「うれしい。飾ります！」と声を弾ませた。

　最後に司会者から続編を期待されると森山は「またやりたいですよね。深夜くらいでできないかな〜」とテレビアニメ化を希望。星野も「毎週やりたいよね〜」と同意し、ファンを喜ばせた。