アニメ「てさぐれ!部活もの」正統派萌え
ニコニコ動画で広がる3DCG作成ツール「MMD」を使ったアニメーション「てさぐれ!部活もの」が10月から日本テレビで放送スタートすることを受け先ごろ、声を担当する西明日香(年齢非公開)、明坂聡美(25)、荻野可鈴(17)、大橋彩香(18)が都内で会見した。
自分たちに合う部活を手探りで探していく4人の女子高生を描いた作品で、西は「正統派部活萌えアニメ」と定義。「華麗に楽しく、部長らしくしっかりと演じていきたい」と意気込みを語った。
動画を見ながら声を入れるこれまでとは違って、台本を読むだけで声を入れるプレスコという手法で制作を進めている。
西は「普通のアニメと違って、絵のない状態で台本だけ見て、自分の間でせりふが言えるのでやりやすい。出来上がったアニメがテレビで流れるときに、初めて見ることができる楽しみがあります。アドリブも自由にやらせていただいているので楽しく収録ができたと思います」と大喜びで解説。明坂は「キャラクターたちの間合いでしゃべれたりとか突っ込んだりができる。見ている人に、キャラクターひとりひとりの性格が分かりやすい」と利点を説明した。
「声優のお仕事自体がしたことない」という荻野は、「プレスコ自体が分からなくて……。でも映像に合わせてお芝居をしたことはないので、のびのび自由にできたのかな」とにっこり。大橋は「絵がないから、台本の端々でこのキャラクターが何をしているのかなと想像しながら、すごく楽しく演じられたなと思います」と振り返った。
オープニングテーマ曲、エンディングテーマ曲も4人が担当する。