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内野聖陽、肉体美披露「ここで裸は必要」

2015年4月4日 15:09
内野聖陽、肉体美披露「ここで裸は必要」

 俳優の内野聖陽(46)、女優の寺島しのぶ(42)らが4日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで舞台「禁断の裸体」の公開げいこを行った。

 ブラジルの劇作家、ネルソン・ロドリゲスの戯曲を、衝撃作を発表し続けてきた日本演劇界の異端児・三浦大輔氏の脚本・演出で舞台化する。
 舞台のポスターは、キャストの肉体美が目を引く仕上がり。不器用で周囲に翻弄されるエルクラーノを演じる内野は、劇中でも鍛えられた裸の上半身を披露した。

 三浦氏の演出について内野は「過激とは思っていたんですけど、その過激が過激さを表したいがゆえの過激じゃなくて、やっぱり人間を見つめると、ここを逃してはいけないだろうというか、そういう感じがすごくした。『もっともだよな、ここで裸は必要だし』と思ったので、人間をえぐればえぐるほど、避けられないところをきちんと描く方だなというのを感じました」と納得の表情。
 三浦氏は「このチラシ(ポスター)で、このビジュアルで宣伝したので、(見る方は)そういうスケベ心というか、そういう期待もあるでしょうけど、その期待には十分応えられるようものになっています」と不敵な笑みを浮かべた。

 本能のままに生きるピュアな娼婦、ジェニーを演じる寺島は「この役をやったら次どうしようかなという、それくらい挑戦をしていますし、ものすごいジェニーという役を好きになっていますし、これは誰にもできないだろうという気持ちで日々やっています。そのパッションを感じていただければいいな」と覚悟をのぞかせた。

 公演は4日夜から30日まで。