栗原類、翻訳に挑戦「笑いのツボもできた」
モデルの栗原類(20)が4日、都内でコミック「リズ・クリモのちいさなセカイ」(飛鳥新社)の出版記念イベントを行った。
TVアニメ「シンプソンズ」のアニメーターを務めたリズ・クリモさんの作品。かわいい動物たちのイラストとシュールでシニカルな笑いが特徴で、翻訳を栗原が担当した。
栗原は父親がイギリス人で、ニューヨークで暮らした経験もあるため英語が堪能。
今回の翻訳を「自分にとっても挑戦でした。中でも、英語でのギャグはどうすれば(いいか苦労しました)。日本の皆さんにも笑ってもらえるような言葉選びや、ジョークのオチがすごく勉強になったので、自分にとっても笑いのツボもできたかな」と振り返った。
翻訳家の母からもアドバイスをしてもらったそうで、「(翻訳例を)3つ投げて、(母親が)『これとこれを、まぜてもいいんじゃない?』って(答えてくれる)」と栗原。
日本語の絵本を英訳する機会があれば挑戦したいそうで、「『ぐりとぐら』って英語になっていましたっけ?昔、読んでいた本を英語とかで(翻訳)できたりしたら、それはそれで楽しそう」と前向きに答えた。
以前、番組で「注意欠陥障害(ADD)」であることを告白。
病気についての質問が飛ぶと「質問ありがとうございます。本の宣伝もあるので、質問の答えは控えさせていただきます。でも、いろんな人たちにADDのことを知ってもらえたってことはうれしい」と話し、「周りの支えがあれば一般的な人と同じような生活はできます」と明かした。