パナソニック 小型翻訳機など最新技術公開
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東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年に向けた最新の技術が公開された。
10日、パナソニックが発表したのは、2020年に向けて開発中の最新の技術やサービス。多くの外国人が日本に来ることを想定し、空港やホテルなどで日本の技術で「おもてなし」することを提案している。
独自の集音技術を使った小型の翻訳機は、日本語・英語・中国語・韓国語に対応できる。このほか、施設の受付などに設置できるモニター型の翻訳システムも公開された。地図やお店などの周辺情報も各国語の音声や文字で伝えられる。
また、離れた場所でも競技場の臨場感を味わうことができる端末も登場した。360度撮影できるカメラで撮影した映像が、離れた場所で体感できる仕組み。また、ミストや打ち水効果で体感温度を下げる熱中症対策のための装置や、最新のセキュリティーシステムなども展示された。
パナソニックは、こうした最新の技術を使ったサービスを他のメーカーとも共同で開発することを呼びかけており、2020年までの実用化を目指している。