パナソニックとJTB“おもてなし”で提携
政府が、2020年に訪日外国人2000万人を目指す中、パナソニックとJTBは、外国人観光客への「おもてなし」強化で業務提携した。
旅行会社国内最大手のJTBと情報端末大手のパナソニックは、観光分野での事業創出や商品開発などで包括的に提携すると発表した。外国人観光客が急増する中で、言葉の面で不便を感じるなど、日本人が誇る「おもてなし」の面でまだ改善の余地が多く残されているとみて、パナソニックとJTBは共同で、新しいサービスやインフラの整備に乗り出す。
まず、パナソニックが開発中の自動翻訳機をホテルや観光案内所に設置し、JTBが持つ観光分野の知見を生かして改良していく。2018年度中の実用化を目指し、最終的には10か国語に対応させる予定。