チュニジア中部の観光地・スースにある高級ホテルで２６日、武装した男が銃を乱射する事件が起きた。

　チュニジア保健省によると、この事件で、イギリス人やドイツ人など外国人観光客を含む３７人が死亡したという。現地の日本大使館によると、日本人が巻き込まれたという情報は入っていない。

　チュニジア内務省は２７日、報道官のコメントを発表し、実行犯は１人で、その場で射殺されたと明らかにした。ほかに拘束された人はいないという。また、この事件について過激派組織「イスラム国」がインターネット上で犯行声明を出した。