チュニジアのホテルで銃乱射 37人死亡
チュニジア中部の観光地にある高級ホテルで26日、武装した男らが銃を乱射する事件があり、外国人観光客ら37人が死亡した。
事件発生時に撮影されたとみられる映像には、銃声が鳴り響き、その場から走って離れようとする人々が映っている。地元メディアなどによると26日、チュニジア中部の観光地スースにある高級ホテルで、武装した男らがビーチにいた観光客らに向け銃を乱射した。チュニジア保健省によると、イギリス人やドイツ人など外国人観光客を含む37人が死亡したという。日本人が巻き込まれたという情報は入っていない。
AP通信などによると、男らはビーチパラソルに銃を隠し、犯行に及んだという。犯行グループについて詳細は分かっていないが、チュニジア内務省は、実行犯は2人でうち1人をその場で射殺したと明らかにした。チュニジアでは今年3月にも、首都チュニスにある博物館がイスラム過激派によって襲撃され、日本人3人を含む22人が死亡している。