２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、首相官邸で１０日午前、最新の顔認証技術や自動音声翻訳機を使ったデモンストレーションが行われた。

　総合科学技術・イノベーション会議では、安倍首相らが見守る中、自動翻訳機を使ってのやり取りが実演された。また、事前に登録された不審者の顔をウエアラブルカメラが自動認識する機能も紹介された。

　２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向け技術開発が進められているもので、安倍首相は「２０２０年の大会では夢を現実に変える技術力を世界に示したい」と語った。