タレントの柳沢慎吾（５３）が９日、神奈川・横浜スタジアムで「横浜ＤｅＮＡベイスターズ対阪神タイガース戦」の始球式を行った。

　柳沢がこの時期に同所で始球式を行うのは、３年連続３回目。２０１４年の始球式では、マウンド上で自身の持ちネタである高校野球コントを約７分にわたり繰り広げ、話題を集めた。

　試合前にスタジアム前の広場でトークショーを行うと、「きょうは（始球式の時間を）短くしようと思っていたら、さっき関係者の方に『許さない。（去年より）もっと長く』って言われちゃって。ありがとうございます、頑張ります！」と満面に笑み。「どういうのがいい？普通じゃだめだよね。スタッフの人に『伝説を作ってくださいよ』って言われちゃった。『１０分、いってくださいよ』って」とノリノリで、「みなさん、僕が出てきたら大歓声でお迎えくださいね！」と観客にお願いした。

　始球式本番では、この日の対戦相手に合わせて「横浜高校対ＰＬ学園の戦い！決勝戦です！」と高校野球コントをスタート。約８分にわたり高校球児になり切り、マウンドを独占した。
　最後は「これから試合が始まるので、両チームの応援団のみなさん頑張ってください。きょうも暑いけど、ハマスタでいい夢見ろよ。また会う日まで、あばよ！」とあいさつ。拍手に送られ退場した。

　マウンドからベンチ裏に戻ると「７分以上も始球式をやらせていただきありがとうございました。これって日本一長いのかな？」とにっこり。「横浜ＤｅＮＡの選手も快く（コントに）協力してくれて感謝です。優勝目指して突き進んでください！」と選手にエールを送った。