女優の松坂慶子（６３）、元テニスプレーヤーの杉山愛さん（４０）、作家で尼僧の瀬戸内寂聴さん、子役でフィギュアスケーターの本田紗来（８）らが２４日、都内で行われた「第１２回　万年筆ベストコーディネイト賞」の授賞式に出席した。

　最も万年筆が似合う著名人に贈られる賞。
　子役でフィギュアスケーターの本田望結（１１）の妹である紗来は、今後の目標を「大きくなったら真凜お姉ちゃんとか望結お姉ちゃんみたいにジャンプをいろいろ飛んで、オリンピックで金メダルを取りたいです」ときっぱり語ると、杉山さんは「すごく高い志ですね！なかなか金メダルって口にできない。すごいと思います」と感嘆の声をあげた。

　杉山さんは現在、４カ月になる長男の子育てに奮闘中で、育児は「楽しいです、最高！夜もぐっすり眠ってくれて。よく飲み、よく笑い、日々変わっていく息子の成長を見るのが楽しいです」とにっこり。
　フィギュアスケートの道にまい進する紗来の言葉を受け、「スポーツを始めるには早い方がいいと思うけれど、彼（自分の息子）が何を選ぶか楽しみです」とほほ笑んだ。

　腰部の骨折や胆のうがんなどで入院し、今春に活動を再開した寂聴さんは現在、新作小説を執筆中で、「病気をしましたからね、去年、一昨年。死に損なって命をいただいたから、そのことを書いています。９３歳で、現役で小説を書いた人はいないので、ひとつ仕上げたい」ときりり。
　体調については「おかげさまで、毎日笑っているから非常にいい。（ただ）立っていることがつらいから完全とは言えないわね。でも、ずいぶん治りました」と笑顔で答えた。