変わらぬ「ベルばら」人気に「大変、幸せ」
ジュエリー絵画の新作「ベルサイユのばら」シリーズの発表会が22日、都内で行われ、漫画家の池田理代子さんが出席した。
ジュエリー絵画は職人が1つ1つ手作業で宝石を敷き詰めて制作するもので、このたび池田さんの名作「ベルサイユのばら」の原画をもとに「ジュエリー絵画『ベルサイユのばら』シリーズ」が8点、完成した。
“ベルばら”が世代を超えて愛されていることに池田さんは「描きましたのは、もう45年近く前なんです。その間、ずっと受け継がれてきたというのはとてもうれしく思っています。大変、幸せなことだと思っています」と感謝。
輪郭線以外、すべて宝石を用いて描かれた作品に「初めて見たときは『これ、イラスト?』と思いました。夜、ここに光をあててみたら、どんなにきれいだろうと思いました」と感激していた。
通常の絵画は熱や紫外線によって色あせてしまうが、ジュエリー絵画は変色の心配がないため、光にあてて輝きを楽しむこともできる。
池田さんも「ただ飾るだけじゃなくて、(ステンドグラスのように)建物に組み込んだりしても楽しめそうですね」と興味津々の様子だった。