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氷川きよし、ファンクラブ限定4日間8公演

2016年8月9日 19:52
氷川きよし、ファンクラブ限定4日間8公演

 演歌歌手の氷川きよし(38)が9日、東京・江東区のZepp Tokyoで夏祭りイベント「氷川きよしファンクラブ“きよ進”限定コンサート〜きよしだ!Zeppで夏祭り!!」を開催した。

 ファンクラブ会員限定イベントで、通常のコンサートでは行わないライブハウスで、夏祭り的な演出と選曲で実施した。東名阪のZepp3カ所で全8公演を行い、計約7000人を動員した。

 初となるZeppツアーの最終日のこの日は、約1200席の会場は昼夜ともにデビュー当時からの熱烈なファンで満席。「惚れて一生」と「きよしの数え唄」で賑やかにオープニングの幕を開け、「ファンクラブ限定のコンサートにようこそお越しくださいました。ファンクラブでは大変お世話になりまして、ありがとうございます。きょうは感謝の気持ちを込めて、普段のコンサートツアーでは歌わない曲もたくさん皆さんに披露させていただきたいと思いますので、楽しんで過ごしてください」と笑顔であいさつした。

 着流し姿で、高田浩吉のカバー曲「白鷺三味線」などを歌う一方、初の和太鼓ソロ演奏にも挑戦。白タイルチェックのスーツ姿で、アコースティック楽器の演奏をバックに「ほおずき」「ナツユキソウ」などを歌うなど、多彩な氷川を見せた。

 「きょうは、あらためておひとりおひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも氷川きよしはいろんなことに挑戦して、老若男女の皆さんにお喜びいただけるような歌の世界をお届けしたいと思います。夢や希望がある世界、せつない世界、胸がきゅんとくる世界、股旅演歌の世界などさまざまな歌の世界がありますので、無限の可能性を信じて歌の道を歩んでいきたい」と話した。

 アンコールでは紺の浴衣姿で「東京音頭」「きよしのへっちゃらマンボ」「きよしのソーラン節」「きよしのズンドコ節」などお祭り気分で客席と一体となり大盛り上がり。全22曲のスペシャルプログラムでファンとのひとときを楽しんだ。

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