【なぜ】広がりをみせる“ぬい活” 商品は完売続出 企画担当者に背景を聞くと…
さらに、さまざまな企業から“ぬい活”を楽しむための、ぬいぐるみ用アイテムが発売されています。手作りホビー材料の専門店のユザワヤは、9月下旬からぬいぐるみ用の『なりきりポンチョ』の取り扱いをスタートさせました。
■広がる“ぬい活” 「『推し』と一緒に共有できる楽しさ」
こうした需要を捉え、雑貨店・3COINSは21日、“ぬい活”を楽しめるアイテム全36点(サイズ違い含む)を発売しました。担当者は、“ぬい活”の広がりについて「街中でも『ぬい』と一緒にお出かけし、イベントに参加したり、おしゃれなカフェやお店に連れて行ってあげている方をよく見るようになりました。ただ単にぬいぐるみを飾ってあげるだけでなく、楽しいことや素敵な出来事を『推し』と一緒に共有できる楽しさが『ぬい活』にはあるような気がします」と分析します。
商品は、330円の『ぬいブーツ』や、550円の『ぬいメガネ2種セット』、880円の『ぬいケープセットうさぎ:15cm』など、推しのぬいぐるみにおしゃれをさせることができるものが並びます。企画担当者は「今回は『一緒にお出かけ』も大きなテーマのひとつであり、発売が秋冬だったこともあって、推しの皆様が寒くないように、あたたかなファーやボア生地を使用したり、重ね着ができるようにアウターをラインナップに入れるなど季節感も大事にした企画にいたしました」と説明しました。
サイズは10センチと15センチが用意されているものもあり、SNSではアイドルグループのファンや、アニメのキャラクターのファンなど、さまざまなジャンルのファンが“ぬい活”を楽しむ様子が見られました。
■全36点を発売 ほとんどが完売の表示
発売から1日ですが、オンラインストアでは“ぬい活”を楽しめるアイテムのほとんどが、完売の表示になっていました。担当者は「SNSなどで反響をチェックしているのですが、たくさんのお客様がそれぞれの『推し』にお洋服を着せて投稿をしてくだっていて、とてもうれしい気持ちで投稿を拝見しております」とコメントしました。